エンジニアが活躍し続けるには

IT技術の発達や企業のAIの導入などにより、エンジニアのニーズは高まる一方である。教育や農業、医療業界などにも活躍の場は広がっており、エンジニアは職探しがしやすくなっている。今後も大きくなっていくであろうエンジニア業界で、活躍し続けるには、どのようなスキルセットが必要なのだろうか。

まず考えられるのが、新しいプログラミング言語の習得である。プログラミング言語の発達は加速しており、次々と新しい言語が開発されている。新しい言語をいち早く習得し、競合との差別化ができれば、活躍の場は広がるだろう。

エンジニアは技術面だけでなく、これからは自分の業務以外の範囲の知識を身に付けていくことも必要になる。例えばSEOの知識だ。SEOは検索エンジン内でのウェブサイトの順位を上げる施策のことだ。SEO対策は主にウェブライターやサイト運営者の仕事であるが、ウェブサイト運営に少しでもかかわるのであれば、SEOの知識を持っておくべきだ。サイト運営陣とのコミュニケーションもスムーズに行うことができるし、「SEOの話が通じるエンジニア」は印象が良い。

経営の知識も身に付けておくと良い。エンジニアとしての業務を与えられた際、その業務が会社全体にどう影響しているのかが理解できれば、仕事のクオリティーは変わってくる。また経営陣が考える戦略や方針、費用などを考慮して仕事を行えるエンジニアは間違いなく重宝される。

行動力も、重要になってくる。与えられた仕事をこなすだけでは、AIに仕事の大半を持っていかれることは時間の問題だ。自発的に新しい動きを起こすエンジニアは、今後活躍の場を提供してもらえることが多くなるだろう。